■山縣文治さん

●大阪市立大学の山縣先生がコメント をよせてくださいました。
山縣さんは、一軒おうちを買って、みなくるハウスというみんながあつまれる場所をつくってらっしゃいます。
実践されている方からのご推薦、ほんとにうれしいです。ありがとうございました。

『私のだいじな場所』ようやく読み終えました。
特に、興味深かったのは、「まちを子どもの宝物にする仕組み」(ふくだまこと)、「公共の語り方考」(西川正)、「『こちら』と『あちら』」(伊関友伸)の3つのテーマです。
 ふくださんの原稿では、保護者の分析に興味を持ちましたが、私の経験では、ここに登場していない「傍観者をよそおう保護者」が増えているのではないかということです。「コトがおこって」、しかも自分に非常に有利あるいは不利な状況が起こって初めて極端な位置から参加する人たちです。市民活動は、時々身内でのみ盛り上がる傾向がありますが、それをどう乗り越えていくのかがこれからの課題だと考えています。
 西川さんの原稿からは、「公(おおやけ)」「公共」「公営」とを混在させた議論を時々している自分に気づかされました。確かに、英国で public school といえば、私立学校を指しているわけですし、この違いを相互に理解して(少なくともお互いの使い方の意味を確認して議論しなければ、すれ違いになることは明らかです。
 伊関さんからは、丁寧な枠組みを学びました。非常にスッキリした議論で、このような枠組みを相互に理解すれば、議論のすれ違いが少なくなることでしょう。
 「公共は発生する」(120頁)。まさにその通りだと思います。私自身の考え方とは少し異なる点もありますが、「発生させる」ためには、少なくとも議論が必要です。この本は、少なくともそのきっかけを与えてくれていることは間違いありません。
 もし、この頁を見られた方があれば、是非一度読んで、それぞれの地域で議論をされたらいいと思います。私も、大阪の地でそれをしてみたいと思います。

http://www.hands-on-s.org/blog/2005/11/post_6.html

投稿者 nishikawa

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