【行政とNPOのためのパートナーシップ入門講座】のお知らせ

ハンズオン埼玉では、このたび地球環境パートナーシッププラザと共催、
「行政とNPOのためのパートナーシップ入門講座(2)
公共施設の運営と評価 〜市民利用施設の明日を考える〜」
という研修事業を行います。
施設運営を考えている方、委託を考えている自治体職員の方、お待ちしています。

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行政とNPOのためのパートナーシップ入門講座(1)
参加が生み出す豊かな協働型社会 〜NPOと行政への市民参加を考える〜
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■日 時:2005年11月18日(金)14:00〜16:30
■主 催:環境パートナーシップオフィス/地球環境パートナーシッププラザ
■協 力:東京ボランティア・市民活動センター
■場 所:環境パートナーシップオフィス会議室
     東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
■対 象:行政職員、NPO職員など50人(先着順)。参加費無料。

■講 師
・井東明彦さん 神奈川県大和市総務部総務課政策法制担当
・河村暁子さん 東京ボランティア・市民活動センター 主任

■趣 旨
 「協働」が声高に叫ばれていますが「参加」が軽視されていないでしょうか。
NPOの原点は、思いを共にする市民がボランティアや会費で支える組織です。
市民が支える市民活動という基盤の上に行政との協働が成立します。ところが、
協働のブームは官が民に対して資金を提供する枠組みを広げ、官と民との距離
が接近し、その結果、民−民関係はむしろ弱まることが懸念されています。ま
た、行政が設ける協働の枠組みは「アリバイ市民参加」となりやすいことも問
題です。
 今回のセミナーは、多くの参加に基づく市民活動のコーディネートを続ける
東京ボランティア・市民活動センターの河村さんと、神奈川県大和市で協働の
制度づくりで苦心されている井東さんから、NPOと行政における「参加」をテ
ーマに、NPO、ボランティア、協働の原点に立ち返った議論を行います。

■プログラム
【講義1】参加の文化を創るボランティア活動・・・河村暁子さん
 より多くの人がボランティアを体験し、その活動に触れることが市民参加型
 社会に至る道筋です。ボランティアへの参加の動機や思いは多様であり、数
 多くの参加のメニューを用意しておく必要があります。東京ボランティア・
 市民活動センターでは、環境や福祉をはじめ地域の諸課題と取り組むNPOに
 企業職員がボランティア参加することで、双方の学びや豊かな関係を生み出
 す事業を行っています。具体的な事例から、ボランティア活動の可能性を広
 げる見方が生まれます。
【講義2】 市民を活性化する制度・仕組みを育くむ・・・井東明彦さん
 大和市においては環境、福祉、教育など多分野の市民活動を推進し、市民に
 よるまちづくりを支える制度的基盤を次々と生みだしています。条例制定へ
 の市民参加、協働推進会議による基本協定の締結、協働事業の提案制度と公
 開のプレゼンテーションなど市民の力を活かし、伸ばす仕組みがどのように
 育まれ、成果をあげているかをご紹介いただきます。
【質疑】ボランティア、NPO、参加が生み出す豊かな協働型社会

■ご参加方法
 参加希望者は、「希望の回と日付」、「氏名」、「所属」、「連絡先」を明
 記の上、下記アドレスにメールまたはファックスでご連絡ください。定員を
 超えてご参加いただけない場合のみ、こちらからご連絡をいたします。

■お申込・お問合せ
 環境パートナーシップオフィス(EPO) 担当:小島
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
 TEL: 03-3406-5180 FAX: 03-3406-5064 E-mail: epo@env.go.jp

【詳細】http://www.geic.or.jp/geic/
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行政とNPOのためのパートナーシップ入門講座(2)
公共施設の運営と評価 〜市民利用施設の明日を考える〜
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■日 時:2005年11月29日(火)14:00〜16:30
■主 催:環境パートナーシップオフィス/地球環境パートナーシッププラザ
 (特活)市民活動情報センター・ハンズオン埼玉
■場 所:環境パートナーシップオフィス会議室
     東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
■参加費:無料
■定 員:行政職員、NPO職員など 50人(先着順)
■講 師
・伊関友伸さん 城西大学経営学部マネジメント総合学科助教授
・西川正さん(特括)市民活動情報センター・ハンズオン埼玉 代表

■趣 旨
 行政が設置する市民利用施設の運営と評価のあり方を考えます。公共の施設
運営への市民参加が広がり、「指定管理者制度」をはじめ、官が設置した施設
の管理運営を民に委ねる機会が増えています。民の力を活かした運営が期待さ
れる一方、むしろ管理の硬直化や官から支給される資金の減少がNPOの活力
をそぐことも懸念されています。自治体が設置する環境情報センターなどの施
設においても、官設民営型が増えていくことは確実です。
 このような施設で民が自律性を保ちながら、市民の主体性を活かし、伸ばせ
る運営を実現するにはどのような課題があり、どのような考え方で対処すべき
でしょうか。行政と市民のそれぞれの立場をよく知るお二方から、事例に基づ
いたお話をしていただきます。

■プログラム
【講義1】市民参加による行政評価 可能性と課題・・・伊関友伸さん
 住民参加の行政評価を実践、研究されてきた視点から、市民利用施設には
 どのような評価の仕組みが考えられるのかについてお話をしていただきます。
 昨今の「行政評価」は、行政が自らの事業の正統性を担保する道具として
 使われる傾向がありますが、より良いサービスを実現するための「改善の道
 具」としての評価はいかにあるべきかを考えます。
【講義2】公共施設の市民運営を考える・・・西川正さん
 西川さんは「公共施設の市民運営調査プロジェクト2005」のメンバーとして
 市民が主体的にかかわることによって豊かな公共の場となっている公園、
 里山、畑、保育所、学校などを訪ね歩き、市民運営施設のあり方を考え続け
 てきました。この調査結果に基づいて市民が生き生きと活躍できる公共の場
 を生み出すためには何が必要か課題を提起していただきます。
【質 疑】市民利用施設の運営・事業・評価

■ご参加方法
 参加希望者は、「希望の回と日付」、「氏名」、「所属」、「連絡先」を明
 記の上、下記アドレスにメールまたはファックスでご連絡ください。定員を
 超えてご参加いただけない場合のみ、こちらからご連絡をいたします。

■お申込・お問合せ
 環境パートナーシップオフィス(EPO) 担当:小島
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
 TEL: 03-3406-5180 FAX: 03-3406-5064 E-mail: epo@env.go.jp

【詳細】http://www.geic.or.jp/geic/

2005年11月09日

投稿者 hands-on

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