2015年11月19日

『民主主義をつくるお金 ソーシャル・ジャスティス基金の挑戦』発刊

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 『民主主義をつくるお金 ソーシャル・ジャスティス基金の挑戦』

    ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)編・著

    ハンズオン!埼玉出版部発行 定価1000円+税

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ハンズオンとしては3年ぶりの新刊となる上記の本を出版しました。


「アドボカシー活動」を支援するため2011年に設立された
『ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)』の活動の4年間の記録集です。

SJFは、「ソーシャル・ジャスティス(社会的公正)」という視点から、
社会の一般的な考えや現在の政策・制度では見逃されがちだが、しかし大切
な社会的課題に取り組む市民団体の活動に対して資金助成をしてきました。

特に、その問題の原因の解明や予防のための制度・しくみづくりをすすめる
活動(アドボカシー活動)を支援する日本で初めての市民ファンドとして活
動しています。

これまで「多様な学び保障法を実現する会」、「アムネスティ・インターナ
ショナル日本」、「レインボープライド愛媛」、「人身取引被害者サポート
センター ライトハウス」、「なくそう!子どもの貧困 全国ネットワーク」
など11団体に助成。本書で個々の活動の記録(成果)を収録しています。

また、社会的な対話の場として、40回以上にわたって開催してきた「アドボ
カシーカフェ」のダイジェストも収録。現代日本社会の様々な課題をとりあ
げ、社会的公正とは何か、民主主義とは何か、についての問題提起となって
います。

「ジャスティスは、一部の権力の側で決めるものではありません。
問題や苦しみを抱える人、寄り添う人の側に、主権者である一人ひとが耳を
傾け、対話を重ね、理解と信頼を高めながら築いていく生きかた、市民社会
のなかにあるものと確信します。」(あとがきより)


さいたま市市民活動サポートセンターの直営化の問題で、議案を提案した議
員さんは、「議会に請願をするような団体は、市民活動団体ではなく、政治団
体だから、センターに登録するのはおかしい」というような意味の発言をされ
ています。市民活動を、災害や福祉現場でのいわゆるボランティア活動のイメ
ージでしかとらえていない発言に読めます。

しかしDVも、児童虐待も、環境問題も、現場で格闘してきた当事者・支援者が
問題提起をすることで、制度化や、根本的な問題解決や予防につながってきま
した。
放射能の被害を心配し、逃れてきた方々が、国の支援の継続を求めて、国会で
議論の場をもつことや、災害現場でNPOが、被災の現場からあがってきた課題
を首長に提言をしたり、議員さんにしくみをつくるように働きかける、など
市民活動にはさまざまな活動があります。

SJFは、そんな地道なアドボカシー活動に対して、連帯を表し、ともにより
公正な社会(ソーシャルジャスティス)をつくることをめざして、助成など
の活動をしています。

今年のはじめ、SJFさんから「これまでの活動を見えるようにするために、
本にしたい」とご相談を受けて、この半年余り一緒につくらせていただきま
した。

カブリモノをはじめ、くすっと笑うような場面をだいじにしてきた私たち。
それは、人が立場を離れ、一人の人として人と出会うこと、対話すること
が、人を自由にし、社会を風通しのいいものにしていく、そう思うからでし
た。
  
SJFも、助成やアドボカシーカフェという集まりを通じて「社会対話」を
すすめたいという願いで活動しています。対話のないところに、気付きも
行動も、そして変化もないと。

お買い上げいただければ幸いです。

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直接販売の分は、当面、SJFにご注文願います。
http://socialjustice.jp/p/

amazonの場合はこちらです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4990679121

投稿者 hands-on

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