シンポジウム 震災から5年、広域避難者の生活と支援を考える

さいたまスーパーアリーナのボランティアセンター運営からまる5年、福玉便り発刊からまる4年になります。
これまでの活動をふまえ、今後の活動を継続・強化するために、この春、新しく「埼玉広域避難者支援センター(通称・福玉支援センター)」をたちあげることになりました。

多くの避難・被災された方、支援をしてこられた方と、
あらためてこれまでの5年をふりかえり、現在を確認し、これからの5年を考えます。

ぜひご参加ください。

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●シンポジウム
 震災から5年、広域避難者の生活と支援を考える

●日時:2016年2月27日(土) 13:30~16:30
●場所:市民会館うらわ(さいたま市浦和区仲町2-10-22)コンサート室

●参加費無料、申し込み不要です。直接、会場に起こしください。

●内容
・県外避難者と支援の現状と課題
 〜福玉便り、福玉会議の5年を振り返って〜
・自主避難者と支援の現状と課題
 〜「ぽろろん♪カフェ」の活動などを中心に〜
・埼玉県内の避難者支援団体、当事者団体の紹介とアピール
・県外避難者への復興支援員の活動紹介
 〜福島県・浪江町・富岡町・大熊町・双葉町〜
・「埼玉広域避難者支援センター」の紹介

●主催:埼玉広域避難者支援センター(NPO法人認証申請中)/一般社団法人埼玉県労働福祉協議会/福玉便り編集委員会

●共催:認定NPO法人ハンズオン埼玉 震災支援ネットワーク埼玉(SSN) さいがい・つながりカフェ実行委員会

●後援:埼玉県(申請中)、法政大学人間環境学部(申請中)、立教大学コミュニティ福祉研究所(申請中)


2011年の東日本大震災と福島第一原発事故から5年になります。埼玉県やその周辺の自治体には、5000人以上の方が避難されています。津波被災地や原発事故周辺の自治体からの避難者にとどまらず、放射線による子どもなどへの健康を留意して自主的に避難をされてきた方など、さまざまな避難者の方がいらっしゃいます。
私たちは本誌『福玉便り』や当事者・支援者が集まる『福玉会議』を開催などを通じて多様な避難者の方々と出会い、話し、ともに悩みながらさまざまな活動を行ってきました。その中で、支援の内容、方法も常に変化し、かつ多様な支援を模索する難しさも感じてきました。そして、残念ながら原発事故による避難の問題は、そう簡単に解決できるものではありません。
そこで、これまで培ってきた支援活動を発展させ、さらに長期にわたるきめ細かい支援、地域と地元の両方につながるための支援を目指して、新たに「NPO法人埼玉広域避難者支援センター(通称:福玉支援センター)」を設立することにいたしました。
この設立に合わせて、シンポジウムを開催いたします。広域避難者の現状をあらためて確認し、これまでの活動を振り返り、今後の支援のあり方について、さまざまな立場の方と一緒に考える機会にしたいと考えております。多くの方々のご参加をお待ちしています。

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2016年02月27日

投稿者 hands-on

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